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    建築の解体―一九六八年の建築情況現代にまで通じる 社会的「建築」像の実験群
    読み進めると「曖昧性」という言葉や「無名性」という言葉がちらちらと出て来て印象に残る。



    これらの言葉が出て来る部分は1960年代の建築家が考えたことがポストモダンを超えて、現在でも引き続いていることを実感させる。「建築の解体」の中でも最後の方にアイゼンマンやグレイウ゛スといったポストモダン期に活躍する建築家の名前や思考が出て来るが、本書は近代建築からポストモダンへの移行期として読むよりもテキスト中心のポストモダンによって断絶した現代の端緒として読むのが適しているように思える。



    技術的にも戦時中に開発されたインターネットや大きな進化を遂げたコンピュータが知識人の間では身近な存在として現れ始め、チョムスキーの生成文法が発表されたり、C言語のようなコンピュータへ対応したプログラミング言語が生まれたり、サイバネティクスが学問として大きく成長し現在のwebアプリケーションの基礎部分が生まれ、環境問題が大きく告発されたりと現代を取り巻く物事の創世期となっている。



    そのような時代背景の中でイギリスの労働者階級から現れたアーキグラムが象徴的なように、建築は古典・近代・戦後を超えて本当に社会的な存在へと大きく近づいた。社会という不確定な要素を取り込んでいくことで建築の存在は曖昧になり、匿名性を帯びて、時間のなかを漂っていく。建築が「他者」とどのような態度で付き合うべきかの様々な実験が本書の中には詰め込まれている。そして、その時の失敗や限界も含めて




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